社長に就任して今年で14年。積極的に商工会、観光協会、金融機関の交流会、ライオンズクラブ等の団体に参加。年齢に関係なく皆さまから学ばせていただいております。 特に名古屋商科大卒業生で経営者の会「商栄クラブ」では、上場企業社長から個人事業主まで事業規模もわが社と桁違いの経営者が勢ぞろい。先輩方から事業構築の考え方や会議の進め方、企業が成長する際の問題や課題など、経営者ならではの視点と実体験を多く頂戴。妻が言うには、大学時代ろくに勉強もせず遊んでばかりと感じていたが、後にこんな人脈がついてくると思わず、今に感謝しておりますと。
企業成長ステージとして言われる壁が、売り上げ1億、3億、5億、10 億円。1億の壁は先代が超え3億近くまで。社長就任時の売り上げは2億9千万円。次の壁への新たな行動はまず人事制度改革。従前は給与、賞与、昇格等を決めるのに明確な人事制度がなく鉛筆なめなめ。金融機関から紹介頂いた専門家を招き体系的な人事制度を構築。 組織体制を体系的に運営するため品質管理システムを活用。品質管理は社内情報共有が重要で、その体制確立は社内組織体制確立と同義。 営業方針も変更し、おかげさまで昨年度は壁を一つ突破し売り上げ5億1千万円。
事業規模に合わせた組織づくりで大切と実感するのは自らの考えを変えること。 新たな組織づくりのために正直自分だけでは力不足。 各分野の専門家をお招きし業務推進。「カイゼン」では従前の属人的な業務に頼らず業務を標準化。他に広告宣伝、市場調査など各専門家のお力添えを頂き、次の10億を目指します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
岐阜新聞 令和３年10月24日付 掲載
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
